DXソリューション部 2Q→3Q 業務分析レポート

中道 正和 / マネージャー

2Q: 2025年10-12月 / 3Q: 2026年1-3月

Overview

2Q 総工数
316.5h
282 レコード
3Q 総工数
365.2h
248 レコード +15.4%

総工数は +44.8h (15.4%増)。レコード数は減少しているが、1レコードあたりの工数が増加 → より大きな粒度の業務に集中。

月別工数推移

2Q: 月平均 105.5h
3Q: 月平均 120.4h

2Qは月ごとのばらつきが大きい(144h→74h)が、3Qは安定して120h前後をキープ。

業務カテゴリ構成比

2Q (10-12月)

  • 開発・システム254.2h (80%)
  • その他業務33.0h (10%)
  • 研修・教育12.8h (4%)
  • MTG・会議8.2h (3%)
  • 確認・資料作成8.2h (3%)

3Q (1-3月)

  • 開発・システム293.9h (80%)
  • その他業務58.7h (14%) +4pt
  • MTG・会議8.0h (2%)
  • 研修・教育4.8h (1%) -3pt

技術スタックの変化

2Q
VBA / Kintoneプラグイン / RPA
Excel・Power Automate中心
3Q
Claude Code / GCP / Cloudflare
AI・クラウドネイティブ
技術キーワード比較
2Q(レガシー寄り)
VBA Kintone JS RPA Power Automate Excel
3Q(AI・クラウド)
Claude Code Agent SDK Gemini API GCP Cloud Run Cloudflare Pages Playwright

開発スタイルの変化

2Q: 保守に追われるフェーズ

  • SOROBO不具合対応 18件
  • SOROBOエラー分析 14件
  • システム定期MTG 11件
  • 既存システムの改修・保守が中心
  • 自分で1行ずつ書く開発スタイル

3Q: 新しい価値を生み出すフェーズ

  • Claude Codeで開発効率が 劇的に向上
  • 新規PJを 次々と立ち上げ
  • IU財務ナビ、PJダッシュボード、DM基盤...
  • AIエージェントで自動化の範囲を拡大
  • チーム育成(DXS勉強会の定期開催)

主要プロジェクト比較

2Q: 既存システムの保守・改修

  • SOROBO不具合対応 (18件)
  • SOROBOエラー分析 (14件)
  • システム定期MTG (11件)
  • SOROBOCR機能追加
  • VBA改修
  • Kintoneプラグイン開発
  • RPA関係対応

3Q: 新規38PJを立ち上げ

  • 税務自動化: e-Tax自動取得、達人連動、確定申告自動化、仕訳自動化、相続税試算・計算、精算課税ガイド、非上場株式評価
  • AI基盤: AIチャット(アイユーくん)、音声分析、テキスト読み上げ、スライド自動生成、筆跡分析、アイコン生成
  • 業務システム: PJダッシュボード、入金通知GCP化、社員キャリアDB、書類整理、マニュアル自動生成、業務報告書
  • スクレイピング: 税務通信・マイコモン・d1law・TKC-BAST・路線価・税理士ドットコム(6サイト)
  • 社内改善: 業務改善で賞、アンケート、システム分析、MTGアジェンダ、忘年会PJ
  • インフラ: GCP Cloud Run移行、Cloudflare Pages展開、自動保守エージェント、ナレッジ収集
2Qの7PJ → 3Qは38PJ(5.4倍)

業務構成の変化 - 詳細分析

開発比率 安定 80%超
2Q 83%→3Q 80%。絶対量は262h→294hに増加
研修・教育 -3pt
自分で教える→ツールで学ばせる

成長ポイント

Claude Codeによる生産性革命
AIペアプログラミングの導入で、新規PJの立ち上げスピードが劇的に向上。 2Qの「保守に追われる」状態から脱却し、価値創出型の開発にシフト。
インフラの幅が拡大
GCP Cloud Run、Cloudflare Pages/Workers、Resendなど、 クラウドネイティブなインフラを自在に活用できるように。
チーム育成の進化
DXS勉強会を定期開催。自分で教えるだけでなく、 作ったツールを使わせるフェーズへ移行。
AI活用の社内普及
Claude Codeの社内展開を推進。 チームメンバーがAIツールを日常的に使える環境づくりに注力。
工数の安定化
月ごとのばらつきが解消(2Q: 144→74h、3Q: 127→110.5h)。 計画的な業務遂行ができるように。
業務の多角化
開発一辺倒(80%)からチーム連携・Chatwork対応も含めた バランスの取れた業務構成へ。マネージャーとして成熟。

まとめ

2Q → 3Q で起きた最大の変化は「AIによる開発生産性の飛躍」。

2Qは既存システム(SOROBO)の保守・不具合対応に工数の大半を費やしていたが、 3QではClaude Codeの導入により開発効率が劇的に向上。 その結果、新規PJを10件以上立ち上げながらも、総工数は安定して推移。

技術スタックもVBA/RPA中心からAI・クラウドネイティブへシフトし、 GCP Cloud Run、Cloudflare Pages、Gemini APIなど最新技術を実戦投入。 チーム育成(DXS勉強会)にも注力し、 マネージャーとして「自分で作る」から「仕組みで回す」段階へ移行しつつある。